0475-47-2039
地松を躯体に使う当時の建築工法。お施主様の意向によりなるべく残すを第一の工事趣旨としました。
玄関の壁は90年前からの鎧張りと壁漆喰になっております。
玄関框・式台は、当時のものを削り直し再生しました。玄関天井板、梯子は掃除をした上でオイル塗装をしました。障子は当時のものを柿渋塗にて色合わせしました。
小屋裏部屋の木戸障子からサッシへ交換しました。松梁は自然塗装をし、蘇っています。
洗面台は大工作りになっております。収納棚はトイレも同様の形になっており、間柱あいだに作りました。
キッチンカウンターはダイニングテーブル兼用になっております。天井は吹き抜け天井で杉の合決りで仕上げています。
キッチン収納は前床の裏に作っております。パントリーは壁を杉合決りで仕上げています。寝室は床板を杉一寸厚、壁を杉本実で仕上げています。当社では杉合決り仕様になっております。
リビングは床が杉一寸厚、壁が土佐和紙で仕上げました。
90年前の納戸をきれいに再生しました。
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